正木花とり踊り

2021年11月25日 18時14分

伝統を引き継いで

 花とり踊りは、南予の一部と土佐一円に踊られており、発祥は土佐であると思われます。起源伝承は不明ですが、戦国時代に始まったという説や、村人が「花賀(はなが)」という悪者を花踊り戦術を使って討ち取り、その後「花賀」の霊を慰めたという説などがあります。毎年旧暦10月18日に、篠山(現在は歓喜光寺権現堂)、歓喜光寺境内及び旧庄屋蕨岡家で、雪輪笹紋の袖無上衣に裁着袴、赤い鉢巻で踊ります。踊り手は12人で、前半は全員は長刀踊りを踊り、後半は踊り手が大太刀6名、鎌6名に分かれて、向かい合って斬り合うように踊ります。平成12年4月に愛媛県無形民俗文化財に指定されました。

 毎年この日は良いお天気だというのに、今年は久しぶりに降った雨の日がこの日にあたり歓喜光寺の中で踊りました。本当ならば小学生が太鼓をたたく役目なのですが、コロナ禍で練習するわけにもいかず、ベテランの中学生2人が太鼓役をしました。

 

【中学生は期末テスト】

 期末テストも明日でラストがんばれー