防災参観日ありがとうございました!

2021年11月24日 17時48分

ともに学んだ参観日

 21日の防災参観日では日曜日だったこともあり、子どもたち・家族・地域の方々62名がともに「防災・減災」について学べたこと、本当にありがとうございました。

 集会では、「なまずの学校」ゲームを通して、6グループが熱心に話し合っていました。アイテムによって得点が違いましたが、どの道具を使ってその場を切り抜けるかみんなで相談することが重要でした。それぞれの思いを異年齢のメンバーが話し合うことで多くの良いアイディアが出ていました。こうしたコミュニケーションづくりが、いざ災害が起こった時に協力・役割分担などにとても役に立ちます。また、非常持ち出し袋の中身や普段からそなえて置いたり、持ち歩いたりするときに役立つものもわかったのではないでしょうか。中学1年生の非常持ち出し袋をより良くしようという呼びかけも、家庭での持ち出し袋のきっかけになってよかったです。

 後半は、愛南町の防災対策課の方から、愛南町や篠南地域で想定される災害について、その時の前ぶれや対処方法について教えていただきました。また、

①普段から挨拶などのコミュニケーションづくりが、避難所で話合いをする際に役に立つ。

②今多くの重要な情報が流されているので、みんなは情報をとる努力をしてほしい。

③自助・共助・公助について、家事を防ぐためには家を出るときにブレーカーを落とすこと、家具などを固定していないと地震が起きた際、家の中で家具と人間が一緒に動いてしまうので、固定をしてほしい。

④普段から近隣の方の情報を得て、災害弱者(体が動かない・耳が聞こえない・目が見えないなど)が取り残されないように協力してほしい。等々たくさんのことを教えていただき、また、たくさんの非常持ち出し袋の中身を展示してくださり、とても参考になりました。

 学校においてある防災資器材も展示し、何がどれだけあるか見ていただきました。とにかく準備していても命がないと役に立ちません。みんなでみんなの命を守れるようこれからも学習していきたいと思います。