本日は・・

2021年10月7日 19時01分

防災学習&道徳科研究会

 午前中、愛南町防災対策課、愛南消防署、愛南警察署の方をお迎えして、起震車体験と防災学習会を行いました。小学生が起震車体験をしている間に中学生が地震について学びました。今後30年の間に80%の確率で必ずやってくる「巨大地震南海トラフ」が発生した時、「自分の命は自分で守り切る」ために「落ちてこない・移動してこない・倒れてこない」場所を早く見つけること、そうならないために、防止器具をつけること、避難所生活のために非常持ち出し袋を準備しておくことなどを学びました。愛媛県で一番危険な街愛南町だということを自覚し、何よりもまずは生きるための手立てを行うことを強く話されました。

 起震車では、東北地震の震度7では、座っている椅子ごと人間が持ち上がる縦揺れや、テーブルを持っていても隣の友達とぶつかるような横揺れを体験しました。みんなテーブルの足などを持つことしかできず、生徒会長の最後の言葉では、「こんな地震が起きたら、私は死ぬなと思いました。」「いろいろ教えてもらったことを家族などとも話し合っていきたいです。」と述べました。

 午後からは中学1年生が道徳科の授業を見ていただきました。隣の宇和島市立城南中学校の生徒の「沖の島のはまゆうを守る伝統を受け継ぐ」話を通して、自分たちの篠山地域でも何かできることはないかと考えました。まずは、何にでも積極的に取り組みたい、通学路のごみ拾いボランティアをしたい、伝統芸能を受け継ぎたい、アケボノツツジを守りたいなど、ふるさと篠山を守るために今の自分たちにできることを考えることができました。

 その後の研究協議の中で、教師の指導力や生徒の授業に向かう態度を高めるための多くのご意見、ご指導をいただきました。ありがとうございました。

さあ今週ラストは、「環境学習会」です。どんな学びがあるのでしょう。実験も楽しみです。