南予教育事務所要請訪問

2021年12月15日 17時26分

へき地教育の具現化に向けて

 「ふるさとを誇りの思い、豊かな心で主体的に活動する児童生徒の育成~小中9年間で地域と〝ともに学び、ともに育つ″篠南の子を目指して~」という研修主題を念頭に日頃から取り組んでいる本校ですが、本日は、その取り組みに対して、また、今後の実践に対する指導をしていただこうと、南予教育事務所のお二人の先生をお迎えしました。まず、授業の様子を見ていただきました。中学生は、全校集会でこの間の文化祭で廃油せっけんの売り上げを使って、地域のためになることをしたいと篠南プロジェクトのついて話し合いました。「篠川をいつまでも美しく守るためにゴミ箱を設置しよう」「篠南の地をもっと知ってもらうための看板を設置しよう」という二つの案があり、それぞれの良さを話し合いました。

 小学生は、クロームブックを使用した算数の授業を見ていただきました。買い物場面の問題を見ながら、上手な金の出し方を考えていた1年生。あまりの出る小数のわり算で、13.5mのテープを3mずつ切ると何本とれて何m余るかという話合いをしていました。答えを四捨五入したり、あまりがいくらかわかなかったりとなかなかの4年生。15000円の10%引きはいくらになるか、悩んでいた5年生。1350円でリンゴ何個とミカン何個が買えるか表を使って考えるが、きまりがなかなかみつからない6年生。「素直でみんな一生懸命ですね。」とほめていただいた。

 

 その後、先生方の研修会で、本校の課題や他校の実践を交えて様々な指導をいただきました。この指導を基にさらなる子どもたちの学びと成長のために、本校にしかない特色ある教育の実践に努めていきたいと思っています。