命の大切さ

2022年3月11日 18時45分

森林林業教室パートⅡ「シイタケ植菌」

 本日3月11日は、東日本大震災から11年目となります。あの未曾有の災害を忘れないためにも、自分の命は自分で守りきるためにも、これまで多くの避難訓練を行ってきたり、語り伝えたりしてきました。本日も森林林業教室の合間に、いろいろな思いを胸に全校児童生徒で黙とうを行いました。

 その森林林業教室パートⅡは、シイタケ植菌体験でした。「ハートインハート なんぐん市場」の田上氏を講師に植菌の仕方を教えていただきました。昔は、山に行けば自然にシイタケもなめたけもあったけれど、山の伐採が始まり整備されるとなかなか取れなくなったそうです。この正木でもシイタケ栽培・販売所があり、かなりの収入を得ていたそうです。しかし、最近では、伐採したほだ木に植菌をしてシイタケ栽培をするのが主流だといいます。愛媛県は全国でもシイタケ栽培第4位。高知県は第10位とシイタケは割と特産物であることも分かりました。

 まずは、ほだ木にドリルで穴を開け、そこに菌のついた木を埋め込みます。小中がうまく連携し、中学生が穴を開けたものを、小学生が金づちで埋めていきました。協力し、しっかりシイタケの命の下を埋めていきました。中学生が優しく見守る中穴あけにチャレンジした小学生もいました。その後、学校の西側の畑に置き、湿度を保つために3日に1回程度5月までは水やりを行うことを教えていただきました。ありがとうございました。